交通事故によって壊れたモノの補償のされ方

この記事の監修弁護士

四ツ橋総合法律事務所 代表社員 植松 康太

交通事故後の後遺症でお悩みを抱えておられる方、不安を解消するためご遠慮なく当事務所にご相談ください。

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交通事故で破損した物はどんな形で補償される?

交通事故で壊してしまった物の補償をする際には、任意保険で加入している対物賠償保険が使われるのが一般的です。 誰もが入っている自賠責保険は、人身事故のみを補償対象とするものとなります。それゆえ、自分が将来「物損事故を起こすかもしれない」というリスクを想定すれば、なるべく対物賠償保険の付いた任意保険に加入するのが理想です。 また、壊してしまったガードレールや電柱などを修理する際には、その交通事故に関係する当事者の過失割合も重要となります。 保険会社同士の交渉の際に「この事故の過失割合は50%ずつである」と判断された場合は、自分の保険からも補償額を相手方に支払う形となりますので、注意が必要です。

保険会社では日用品の補償はできるのでしょうか?

交通事故によって壊れた物品であれば、その内容が日用品であっても補償は可能です。 品目によっては本当に交通事故により壊れたかどうかの証拠の提示などを求められることもありますので、ここで紹介するポイントを抑えた上で保険会社と話をするようにしてください。

メガネ

メガネなどの「事故当日身に付けていた物」の大半は、人身事故の補償対象となるケースが多いと言われています。 人身事故で補償が可能であるということは、自賠責保険で補償可能な範囲内となりますので、保険会社と「どこからお金を支払うか?」という相談をするようにしてください。

ゴルフクラブ

交通事故を起こした車内に乗っていたことで壊れてしまったゴルフクラブも、きちんと手続きを踏めば補償対象となります。 ゴルフクラブは一般的に「交通事故と関係がない」と捉えられる傾向が高いため、保険会社との交渉をスムーズに進めるためにも事故当時の写真を撮っておくと良いでしょう。

パソコン

パソコンなどの補償は、「今現在の価値」で行われるケースがほとんどです。 また「修理をすれば元に戻る」という場合は修理代しか出ないこともありますので、新品の状態での価格を全額補償してもらえると勝手な判断をしない方が良いです。

携帯電話

携帯電話の補償は、各保険会社によって対応が異なる傾向があります。 会社によっては「新品に交換する際の費用(手数料など)だけ」が補償対象となるため、パソコンと同様に「最新機種への買い替えができる」などという過度な期待はしない方が良いといえそうです。

まとめ

保険会社から補償をしてもらえる日用品に関しても、相手方が保険に加入していないケースの場合は、交渉が難航することも多くあります。 四ツ橋総合法律事務所では交通事故における示談交渉を得意としていますので、相手方とのトラブルなどでお困りの際には気軽にご相談ください

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