ドライバー必見!交通事故直後に行うべき応急処置の手順と方法

この記事の監修弁護士

四ツ橋総合法律事務所 代表社員 植松 康太

交通事故後の後遺症でお悩みを抱えておられる方、不安を解消するためご遠慮なく当事務所にご相談ください。

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負傷者の確認と安全確保

交通事故発生時、最初に行うべきなのは、「負傷した人を救護すること」です。

事故現場にケガをした人がいる場合は、警察と救急車を呼んだ上で、周囲の人に協力してもらって安全な場所に移動させてください。

また事故を起こした車両によって二次被害ともいえる状況が想定できる際には、発煙筒や三角板などを使って「事故発生を周囲に知らせること」も安全確保に繋がるといえます。

軽度の事故の場合は、二次被害防止のためにバイクや車両を安全な場所に動かすことも必要でしょう。

事故現場でできる応急処置の手順とは?

交通事故現場で行える応急処置には、下記の3種類があります。

《意識確認と人工呼吸》 負傷者に対して「わかりますか?大丈夫ですか?」と声をかけながら、肩を叩いて意識の確認を行います。口や鼻に耳を傾けて呼吸音が全くない場合は、人差し指と親指で鼻をつまみ、大きく空気を吹き込む人工呼吸を行うようにしてください。

《脈拍確認と心臓マッサージ》 負傷者の脈拍確認は、基本的に人工呼吸を終えた後に行います。喉仏の横に位置する頸動脈に指を軽く押し付けて、「脈が触れているか?」をチェックするようにしてください。万が一脈が触れない時には、心臓マッサージをする、または、AEDを使う形となります。

《出血確認と止血処置》 負傷者が出血している場合は、早めに止血を行なってください。患部に直接タオルやハンカチを当てる「直接圧迫止血法」は、心臓よりも高い位置に患部を持ち上げることでより高い効果が得られる方法です。これに対して傷口から見て上にある動脈を圧迫する「間接圧迫止血法」は、一時的な出血コントロールに適した方法となっています。止血を行う際には、感染症などの二次被害を防ぐためにビニール手袋などを活用するのが理想といえます。

まとめ

交通事故の際に行う応急処置は、被害者・加害者関係なく行うべきことです。

事故によってパニックに陥っていると迅速な処置ができないことも考えられますので、普段から人工呼吸や心臓マッサージなどの方法を身につけておくのが理想といえそうです。

ひとまず交通事故の際の応急措置等の対処が完了したものの,その後における交通事故被害の慰謝料請求や保険会社との関係でお困りのことがありましたら、交通事故トラブル全般を得意とする四ツ橋総合法律事務所にご相談ください。


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