部位別解説
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遷延性意識障害とは? 世間一般で植物状態と呼ばれる重度の昏睡状態を、遷延性意識障害と呼びます。 長引くことを意味する遷延という言葉を使うこの障害は、重度の意識障害が長きに渡って続く状態となります。 遷延性意識障害は
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高次機能障害とは? 交通事故によって生じることも多い高次機能障害は、脳の損傷によって生じる社会行動や認知機能における障害の総称です。 音楽家の小室哲哉さんが記者会見を行った近頃では、妻のKEIKOさんの抱える病気とい
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混同されやすい脊椎損傷と頸髄損傷 交通事故によって大怪我を負ったとき、多くの人が脊椎損傷と脊髄損傷の混同をしやすい実態があります。 1文字を除いて同じ漢字ばかりが並ぶこの両者には、医学的に見ると非常に大きな違いがある
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死亡事故が起きた時、遺族が行うべきこととは? 大事な家族が交通死亡事故で亡くなってしまった時、残された遺族が行うべきことは、加害者への損害賠償請求です。 悲惨な事故によって大事な人を失った場合、「もう当時のことは思い
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交通事故による外貌醜状とは? 組織陥没や瘢痕などが体に残ることを、醜状と呼びます。 これに対して後遺障害等級認定にも出てくる外貌醜状という言葉は、外観の目立つ部分に大きな傷痕や組織陥没が起こることを意味する形です。
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足(足指・下肢)の後遺障害 加害者のタイヤに踏まれるだけでも大怪我になる足は、交通事故によって後遺障害になりやすいパーツのひとつです。 下肢と呼ばれることもある足には、欠損障害・機能障害・奇形障害という3種類の障害が
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腰の外傷と後遺障害 胴体と両下肢を繋ぐ腰は、交通事故トラブルによるケガで後遺障害になりやすいパーツであると考えられます。 腰に存在する腰椎は脊椎の一部でもありますので、脳から伸びた神経が通っているといった意味でも、こ
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後遺障害等級認定の難しい胸腹部とは? 人間の体の中で最も多くの臓器が入っている胸腹部は、その構造の複雑さといった意味でも交通事故による後遺障害等級認定が難しいパーツです。 例えば胸部の中には、横隔膜・気管・胸膜・心臓
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手・腕の外傷と後遺障害における3つのカテゴリ 交通事故により手や腕の外傷を負い、後遺障害等級認定を希望する時、このパーツが手指・手首・肘部の3カテゴリに分かれる形で基準が設けられている実態を知っておく必要があります。
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肩部の外傷における後遺障害の考え方 交通事故による肩部の後遺障害は、神経症状・機能障害・変形障害という3カテゴリのいずれかで等級認定されるのが一般的です。 肩の傷病としては、筋肉に対する肩挫傷、肩関節周囲炎、骨折や脱
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首(頸部)の外傷として代表的なむち打ちと後遺障害 頸部の外傷の中でも多くの人が悩まされるむち打ちには、頚部挫傷・頚部捻挫・頚椎症・外傷性頸部症候群といった診断名があります。 頚椎への強い衝撃によって神経が損傷・圧迫さ
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目の後遺障害 交通事故による眼(目)の後遺障害には、下記の6分類があります。 ・視力に関わる障害 ・眼球の運動機能に関わる障害 ・目の調整機能に関わる障害 ・視野に関わる障害 ・まぶたの運動に関わる障害 ・